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京都の劇団 中野劇団のブログ


by nakageki

三条稽古場日記

三条上ルです。はじめまして。中野劇団で役者やらせてもらってます。
前回の稽古場日誌を書きます。

拝啓、稽古ちゃん。
今日の稽古は11時に下京区青少年活動センターにて。
愛車で衣装と衣装担当の涼川嬢を乗せ、予定通り到着。
しかし、なんだか様子が変。
何と、稽古場は12時からしか取れてないと言うハプニング。
稽古場確保担当の加藤氏が反省しきり。
そこで、銘々が食事するなど、ホールで待機することに。
その時の出来事。
我らがボス中野守から何気なく出た言葉に皆驚愕。
「前回公演のDVD観たけど、役者みんな演技上手いなぁ。」
…は?…今、何と?
中野さんからそんな言葉が出るとは…。そこにいる皆が我が耳を疑った。皮肉かと思いきやそうでもない様子。
戸惑う役者陣。

そんなキツネにでも摘まれたような府に落ちない雰囲気の中、稽古が始まった。
今日のメインは通し稽古だ。
…通し?
まだ2ヶ月前でっせ。
さすが中野劇団、仕事が早い。
本番では相当な完成度になってるに違いない。ホンマか!?

そして、今日は小道具担当の仲林トール氏が稽古場に来てくれました。僕のウソの場所説明にホンローされながらも何とか無事到着。
彼は僕の未踏座時代の後輩で、身長180センチ以上の爽やかナイスガイ。…デカいぜ…。巨漢にかかわらず、手先が器用な職人肌の使える男だ。

この間仲林トールのトールはデカいって意味??って聞いたら、
…そんな深い意味はありません…。とのこと。
ごめんなさい、僕の早とちりでした。でへ。
稽古の合間に小道具の打合せ。
またコイツがいい仕事してくれるんだわ。
彼が持って来たデザイン画を見て、みんなすげーすげーを連発。
小道具で一発笑いを取れる確信を持ちました。今から本番が楽しみな31才でした。

それがこの冬の出来事。
おしまい。
三条稽古場日記_e0109499_22143961.jpg

写真:とうじんくん&真野さん
by nakageki | 2007-01-23 22:15 | コラム